古物市場での営業を行うためには、古物商許可の取得が必要ですが、手続きの煩雑さや多くの書類作成に悩まされることも少なくありません。そんな方々におすすめなのが、便利な古物商許可の取得代行サービスです。
この記事では、古物商許可の申請代行サービスの概要やメリットについて詳しく解説しています。手続きの面倒を省き、かつ迅速に古物商許可を取得したい方にとっては、この代行サービスは大いに助けとなるでしょう。さらに、費用についても詳しく紹介しているので、古物商許可の取得に関心をお持ちの方は必見です。
古物商許可の申請代行サービスのメリット3選
古物商許可取得代行サービスの、主なメリットを3つご紹介します。
1)手続きの煩雑さを解消!
古物商許可の取得手続きは複雑であり、多くの書類作成や申請手続きが必要です。
しかし、代行サービスを利用することで、専門知識を持つ行政書士が申請を行ってくれるため、手続きの煩雑さから解放されます。
2)迅速な古物商許可証の取得を実現!
代行サービスを利用すれば、スピーディな対応が可能となります。手続きがスムーズに進められるため、ストレスなく古物商許可取得ができます。時間を節約し、早期にビジネス展開を始めたい方におすすめです。
3)サポート充実で安心の取得!
代行サービスでは、古物商許可取得に関するサポートが充実しています。疑問や不安がある場合でも、行政書士が丁寧に対応してくれるので、安心して古物商許可の取得に取り組むことができます。
古物商許可の申請先である警察署とのやり取りはもちろん、書類作成や提出代行もまかせられます。受取代行に対応した行政書士もいますので、ご希望の場合には調べてみましょう。
「古物商許可の申請代行サービス」の費用相場
古物商許可取得代行サービスの費用相場についてもご紹介します。
古物商許可取得代行サービスは、手続きの煩雑さを解消し、迅速な取得を実現するだけでなく、費用面でも優れたコストパフォーマンスを提供しています。手間と時間を最小限に抑えながら、効率的に古物商許可を取得できます。
古物商の申請代行にかかる費用は、まかせる内容によって異なります。
●申請書類の作成だけまかせる ●申請書類作成+提出代行をまかせる ●申請書類作成+提出代行+許可証の受取代行をまかせる |
※別途、警察署に支払う法定手数料19,000円が必要です
1)申請書類作成だけの費用相場
申請書類の作成だけをまかせるケースでの費用相場は、1万円~2万円程度となります。この料金には、警察署とのやりとり代行も含まれることが大半です。
古物商許可の申請書類自体は、枚数も少なくそれほど難しいものではありません。書き方のサンプルやテンプレートもあるので、自分で作成することも十分に可能です。
しかし、古物商の申請で難しいのは、添付書類の確認と収集になります。これらの必要書類は、都道府県によって異なり、警察担当者によっては曖昧ではっきりしないことがあります。
「古物商の申請代行サービス」では、これらの大変な警察署担当者とのやりとりをまかせることができ、これが最大のメリットと言えるかもしれません。
2)申請書類作成+提出代行の費用相場
申請書類作成+提出代行の費用相場は、2万円~5万円程度になります。行政書士事務所ごとで、料金体系は異なりますので、事前にしっかりと確認しておきましょう。
警察署に申請に行くための、交通費や出張費が別途かかることもあったり、料金が明示されていなかったりすることもありますので注意が必要です。サービス料金・報酬として、「トータル費用」を明示している事務所を選ぶのがおすすめです。
3)申請書類作成+提出代行+受取代行の費用相場
じつは、古物商許可証の受取代行に対応している行政書士事務所は多くありません。提出代行までのサービスが大半です。
古物商許可は、申請してから許可証が発行されるまで約40日かかります。したがって、許可証の受取まで日数がかかり、管理が大変になるためです。
弊所「行政書士おおむら法務事務所」は、古物商許可の申請代行と受取代行に対応しています。平日の日中に警察に行くのが難しい方は、ぜひお声かけください。
「古物商許可の申請代行サービス」の選び方
「古物商許可の申請代行サービス」を提供する、行政書士事務所の選び方のポイントは、以下のようになります。
1)古物商許可の申請について詳しいか
古物商許可の申請代行は、専門的に行っている行政書士に依頼しましょう。行政書士でも古物商許可申請に詳しくない方も多いのでご注意ください。
古物商の申請代行ができる専門家は、行政書士のみになります。行政書士は、官公庁や市区町村役場などに対する行政手続きの代行を全般的に行っています。したがって、行政書士の業務範囲はとても広いですが、すべての手続きについて詳しいわけではありません。
古物商に詳しい行政書士がいれば、建設業許可を専門にする行政書士もいます。多くの行政書士は、専門分野を決めて業務を行うのが一般的です。
2)自分の地域の代行に対応しているか
古物商許可申請書の作成は、オンラインを活用すれば全国対応することが可能です。しかし、申請代行は、エリアを決めて行うことが一般的です。
大阪の行政書士であれば、大阪府内の警察署への提出代行のみ可能などと決めて行っています。したがって、まずは自分が古物営業する事務所・営業所に対応している、「古物商許可の申請代行サービス」の中から条件にあったものを選ぶ必要があります。
3)サービス料金が適正か
古物商の申請代行にかかるサービス料金が、適正かどうかも大切なポイントです。格安や安い料金は注意が必要です。代行してもらえるサービス内容や、追加料金なども確認したうえで検討しましょう。
古物商許可の取得で大切なのは、手間やストレスを減らして「許可証を高確率で取得」することです。いくら料金が安くても、結局自分でしなければいけないことが多く、許可が取得できるかどうか曖昧なままでは意味がありません。
顧客に寄り添い、丁寧で迅速に対応してくれる、詳しい専門家で料金も相場内の事務所に依頼するのが、結局は一番良かったとなることが大半です。
「古物商許可を取得する申請代行サービスのメリットや費用」まとめ
申請代行サービスを利用することによる古物商許可取得のメリットと費用について説明しました。まとめると、申請代行サービスを利用することで手続きの煩雑さや時間の節約ができます。専門家の知識と経験を活かしてスムーズに申請手続きを進めることができ、ミスや不備を防ぐことができます。
さらに、申請代行サービスを利用することで、トータル的なコスパで考えると大きなメリットがあります。代行サービスを依頼するためには、費用がかかりますが、自分で行う手間や時間を考えると格安です。自分で手続きをする場合には、2回~5回程度警察署に行き、1ヵ月~3ヵ月程度の時間がかかることがあります。その労力を考えると申請代行の費用相場である2万円から5万円は、非常に安く格安だと言えるでしょう。
ただし、申請代行サービスを利用する際には、信頼性の高い行政書士や専門家を選ぶことが重要です。手続きの適切性や効率性に影響を与えるため、しっかりとした調査や比較を行い、信頼できるサービスを選ぶことが必要です。
申請代行サービスは、古物商許可取得の手続きを円滑に進めるための有効な手段です。手続きの煩雑さや時間の節約、費用の削減などのメリットがありますが、信頼性の高い専門家を選ぶことが大切です。古物商許可取得に関心のある方は、申請代行サービスを検討してみることをおすすめします。
参考資料:大阪府警察ホームページ「古物商許可申請」