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古物商許可コラム

メルカリで古物商許可を無許可で営業!通報で逮捕や罰則・罰金もあるので要注意です

『メルカリで中古品の売買をしているけど古物商許可は必要?』
『古物商許可を取らずに中古品の売買をはじめてしまい、どうしたら良いかわからない』

軽い気持ちでメルカリ転売をはじめてしまい、このように悩まれている方は多いのではないでしょうか。

中古品の売買ははじめる前に古物商許可を取得しなければなりません。無許可営業が発覚すると逮捕や罰則が科されることがあります。

しかしご安心ください。非を認め正しく対処することで罰則を受けるリスクを下げることが可能です。

ただし、無許可営業後に古物商許可を取得する場合には、十二分に対策が必要なので、細心の注意を払うようにしましょう。

当コラムでは古物商許可の無許可営業について解説します。どうしたら良いか悩まれている方々の参考になれば幸いです。

古物商許可の無許可営業は逮捕されるか?

古物営業を無許可でおこなっている場合、逮捕や罰則・罰金を受ける可能性はゼロではありません。

しかし、よほど悪質であるか、対応をまちがえないかぎりは、いきなり逮捕されることはごくまれです。ただし、対応をまちがえると罰則や罰金を受ける可能性はありますので、ご注意ください。

同業者などから通報があり、警察署から『事情を聞きたいのですが』と連絡が入るケースがもっとも最悪になりますので、無許可営業している場合には早目に対応することをおすすめします。

ちなみに無許可営業の罰則は「3年以下の懲役または100万円以下の罰金」と非常に重くなっています。

無許可営業後に古物商許可申請をする場合は要注意

古物商の無許可営業をしてしまい、罰則が怖くてなって慌てて古物商許可申請される方がおられますが、その場合には十分に古物営業法や古物商許可申請の手続きのことを理解してから警察署に行くようにしましょう。

警察署では色々と事情や経緯を確認されますので、対応を間違えるとやぶ蛇になってしまうことがあります。警察担当者としては「知ってしまうと対応せざるを得ない」ことになりますので、くれぐれもご注意ください。

120%の自信がないようであれば、行政書士へ手続き代行を依頼することを検討しましょう。

古物商許可の無許可営業の注意点

古物営業法違反の無許可営業で、毎年10人前後の方が逮捕など検挙されていますので決して他人事ではありません。

察庁「令和3年中における古物営業・質屋営業の概況」より

1)同業者やお客さんからの通報は意外と多い

無許可営業が発覚する主な原因はつぎの3点になります。

  • 同業者からの通報
  • お客さんからの苦情や通報
  • 警察のパトロール

同業者からの通報はかなり多く、無許可営業を見つける目的で巡回している方もおられるくらいです。無許可営業している方は、許可業者からすれば市場を荒らす不法者なので当然と言えば当然です。

また、お客さんとトラブルになった場合に警察に連絡が入り、無許可営業が発覚することも多く、いつ発生しても不思議ではないことといえます。

警察でもメルカリやヤフオクなどインターネット上のパトロールを定期的におこなっています。『メルカリで中古品売買するくらいなら大丈夫だろう』と油断していると、実は監視されていたということもありますので、ご注意ください。

2)逮捕や罰則・罰金のリスクが高まる行動とは

無許可営業をおこなっていて逮捕などのリスクが高くなるのは

  • 販売数が増えて売上が大きくなった
  • 無許可営業が長くなった

のような場合です。

つまり、ビジネスとして上手くいけばいくほど、逮捕などされるリスクは高まります。

また、無許可が発覚した場合には、無許可期間が長く、売上も大きいほど罰則が大きくなるリスクがあります。万が一無許可営業をされている場合には、一刻も早く適切な対応をすることが、今後のビジネス発展においてもプラスになるでしょう。

無許可営業後の対処方法

それでは「知らずに無許可営業をしてしまい」、違反に気付いたときはどうすれば良いのでしょうか。

1)すぐに古物営業を停止する

まず対処方法の一つ目は「すぐに古物営業を停止する」です。

前述のように無許可営業が長くなれば罰則を受ける可能性が高まります。違反に気付いたから、反省してすぐに古物営業を停止する。この対応が警察の心証を良くしてくれます。

特に引き続き古物営業をおこなうために、古物商許可を取得したい場合には、一刻も早く無許可営業を停止しましょう。

「許可申請の直前まで無許可営業をおこない、許可申請中だけ無許可営業を停止する」では、警察の心証も悪く許可を取得できないばかりか、罰則を受けてしまう可能性も高まります。

2)引き続き古物営業をしたい場合は古物商許可を取得する

無許可営業に気付いたのですぐに取引を停止した。しかし、今後も古物営業を続けたいときは、必ず古物商許可を取得しなければなりません。

この場合は前述したように古物営業法と古物商許可申請について完全に把握しなければいけません。

申請時には警察署で色々と状況や経緯を確認されます。そのときに対応を間違えると、許可を取得できずに罰則を受けるということにもなりかねませんので十分に注意しましょう。

古物商許可の無許可営業まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます。

無許可営業をする前であれば、古物営業法や古物商許可申請についてしっかりと勉強すれば、自分で古物商許可を取得することも可能です。

『メルカリで中古品売買していても無許可はバレないだろう』と油断していても、同業者や顧客からの通報や警察のパトロールでいずれ発覚します。

古物営業は必ず古物商許可を取得してからおこないましょう。万が一、無許可営業していて違反に気付いたときはすぐに古物営業を停止し、適切な対応をするようにしましょう。

大阪府枚方市くずは「行政書士おおむら法務事務所」は古物商許可申請を専門におこなっています。不明点などございましたら、お気軽に「お問い合わせフォーム」よりご連絡ください。

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