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古物商許可コラム

古物商許可申請の手続きが「大変・面倒・難しい」理由とは?大阪の行政書士が解説

「古物商許可申請を自分でするのは大変?面倒くさい?難しい?」多くの方がこの疑問を持っていることでしょう。事実、古物営業許可申請にはさまざまな手続きや書類作成が必要であり、担当窓口への提出までにかなりの手間や時間を要します。しかし、がんばれば自分自身で行うこともできます。

この記事では、古物商許可申請がめんどうで難しい理由を解説します。難しい理由も事前にわかっていれば、対処可能になります。手続きの参考にしていただければ幸いです。

古物商許可申請は必要書類が多い

古物商許可の申請は、多数の書類の準備が必要であるため、申請手続きが面倒と言われています。

古物商許可を取得するためには、警察署から受け取った申請書に加えて、他にも多くの書類を準備して提出する必要があります。しかも、必要書類は住民票や身分証明書など、役所でしか入手できないものがほとんどであり、そのために仕事を休んで書類を取りに行く必要があります。

また、役所で必要書類を入手するためには、免許証やマイナンバーカードなど、別の本人確認書類が必要であるため、これらの書類を忘れると必要書類を入手することができません。

さらに、必要書類には略歴書や誓約書など、普段あまり使用しない書類も含まれており、これらをすべて取得しそろえるには相応の手間と時間が必要です。

以上のような事情が、古物商許可の申請は手続きが面倒とされる理由の1つと言えます。

窓口となる警察担当者との意思疎通が難しい

古物商許可を取得するには、多数の書類を準備する必要があることをご説明いたしましたが、この際には書類を一つ一つ集めるだけでなく、書類自体の中身にも細心の注意を払わなければなりません。

なぜなら、古物商許可の申請においては、詳細かつ厳密な審査が行われるため、足りない書類や書類の中身に誤りがある場合には受理されないことがあるからです。

警察署の専任職員が書類を詳細にチェックし、問題がある場合には提出した書類を受理してもらえません。

そのような場合には、改めて修正した書類を用意しなければなりません。また、警察署の窓口は平日のみしかあいておらず、再申請する際には仕事を休まなければならないこともご留意ください。

古物商許可申請は警察署ごとにローカルルールがあり手間がかかる

古物商許可の申請が複雑である理由の1つとして、ローカルルールが挙げられます。これは、管轄する警察署ごとに申請に関する取扱が異なることがあるというものです。例えば、東京での古物商許可の申請に必要な書類が、大阪では不要とされる場合があります。従って、オンライン上で申請方法や必要書類を調べる場合にも、管轄エリアによっては異なることがありますので、注意深く検討することが必要です。

古物商許可については、各自治体の公安委員会が管理・管轄しています。従って、地域によって古物商許可に関するルールが異なるということになっています。また、古物商許可を担当する警察官についても、個人差があり知識について相違が生じることがあるので、注意が必要です。このように、統一されたルールが存在しないことが、古物商許可の獲得が容易でない理由の1つとなっているのです。

古物商許可申請は何度も警察署に行く必要がある

古物商許可申請の窓口である警察署の受付時間は、平日の昼間だけです。土日祝は受付してもらえないうえに、平日の9時から17時などの間のみです(警察署によって若干の違いがあります)。しかも、12時から13時の間は昼休憩です。そのうえ、事前に予約してから行かないと、担当者がいないこともあるので十分にご注意ください。

このような極めて限られた受付時間のあいだに、最低でも書類提出と許可証受取の2回は警察署に行かなければなりません。申請についての質問や、申請書受取、提出書類の補正など、人によっては5回以上、警察窓口に行くこともあります。

このような状態であれば、古物商許可申請は大変で面倒くさく難しいと言われる理由も納得できるのではないでしょうか。

古物商許可申請は審査期間が長い

古物商許可を申請する際には、書類を集めて提出するだけで許可が下りるわけではございません。警察による綿密な審査が行われ、書類の内容に誤りや過ちがないかなど、慎重に確認されます。

この審査は、最低でも2ヵ月程度の期間が必要となります(提出日から40日程度)。書類に不備があった場合、審査期間は長引く可能性がございます。また、中には申請中に不許可となってしまう場合もございます。ご注意いただきたいのは、審査の途中で不許可なった場合でも、申請の際に支払った手数料19,000円は返金されないということです。

「古物商許可申請が大変・面倒・難しい理由」まとめ

古物商許可証の申請は、実に手間のかかる困難な作業です。その理由を事前に理解することで、より良い準備をすることができ、少しでも楽に手続きを進めることができます。この記事が有益であったことを願いつつ、皆さまの古物商許可申請の成功を祈ります。

「平日に警察署に行くのは難しい」
「このような大変な手続きは自分でしたくない」
という場合には、大阪府枚方市町楠葉「行政書士おおむら法務事務所」にお声掛けください。古物商許可申請の代行から許可証の受取りまで、面倒事はすべて代行いたします。疑問点などがある場合にも、お気軽にお問い合わせください。

申請書類の作成代行は全国対応しています。大阪・京都・滋賀・奈良・兵庫の一部では、「申請書類の提出代行」や「許可証の受取代行」も対応しています。

疑問点や困りごとなどありましたら「お問い合わせフォーム」より、お気軽にご連絡ください。

参考資料:大阪府警察ホームページ「古物商許可申請」

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